Black Diamond(ブラックダイヤモンド) スポット400
著者:リク

闇を味方につける。ヘッドランプは「安心」という名のギアだ

「スマホのライトで十分? その過信が命取りになる。」

[Summary] 結論:両手を空けろ、光を確保しろ

日が短い冬。
「ちょっとした低山ハイクだから」と油断して、15時過ぎに下山を開始する。
樹林帯に入ると、予想以上に暗い。
足元の木の根が見えない。
ザックからスマホを取り出し、ライトをつける。
片手が塞がる。
その状態で転倒したら?
顔面から地面に激突する未来しか見えない。

悪いことは言わない。
日帰りだろうが何だろうが、山に入るなら必ずこれを持っていけ。

Black Diamond(ブラックダイヤモンド) スポット400


[Details] 信頼性のブラックダイヤモンド

なぜこれを選ぶのか。
理由は3つある。

1. 400ルーメンの実用性

足元だけでなく、少し先のルートファインディング(道読み)ができる明るさだ。
暗闇で「道が見えない」恐怖は、パニックを呼ぶ。
この明るさがあれば、冷静さを保てる。

2. 防水性能 (IPX8)

雨が降ろうが、水没しようが機能する。
電子機器にとって水は天敵だが、こいつは克服している。
嵐の中でこそ、光は必要なのだから。

3. 操作性とデュアルフューエル

手袋をしたままでも操作しやすいボタン。
そして、乾電池と専用充電池の両方が使える柔軟性。
予備の電池を持っていれば、バッテリー切れのリスクも管理できる。


[Summary] 闇をコントロール下に置け

ヘッドランプは「暗くなってから使うもの」ではない。
「暗くなっても行動できる能力」を担保するものだ。

両手が自由になること。
行きたい方向を照らせること。
この当たり前の機能が、疲労した身体と精神を支える。

防災用としても優秀だ。
停電した家の中で、両手を使って作業ができるアドバンテージは計り知れない。

迷うな。買え。
そしてザックの雨蓋(あまぶた)に常に入れておけ。
それが登山のマナーであり、自分への責任だ。

以上。



この記事を書いた人

リク

「『もしも』を潰していく作業こそが、冒険の準備だ。」

データと論理を重んじる、ストイックなアルピニスト。

装備の重さは1グラム単位で削るが、安全へのマージンは絶対に削らない。

最新ギアのスペック分析に余念がなく、そのレビューは辛口かつ公平。

情熱は内側に秘めるタイプで、頂上からの景色よりも、そこに至るプロセスの完璧さに美学を感じる。