「その音、波の声を邪魔していませんか?」
海辺でのコーヒーブレイク。
多くの人が、便利さからガスバーナーを使います。
「ゴーッ!」という力強い燃焼音。
でも、私は時々それが少し残念に思うことがあるんです。
せっかく凪いだ海、寄せては返す波の優しいリズム。
それが、人工的な音で書き消されてしまうなんて。
だから私は、一人の時はこれを持っていきます。
[Understand] 無音という機能美
アルコールストーブには、音がありません。
マッチで火をつけると、ふわりと青い炎が立ち上がるだけ。
本当に静かです。
お湯が沸くまでの数分間、聞こえるのはパチパチという小さな音と、目の前の海の音だけ。
「早く沸くこと」よりも、「待つ時間を楽しむこと」。
そのゆとりが、心を海と同じリズムにチューニング(同期)してくれます。
[Educate] ゆらぐ炎に癒やされて
昼間でも、少し影を作ると見える青い炎。
アルコールというシンプルな燃料が燃える姿は、どこか神秘的です。
構造が単純だから壊れないし、何よりこの真鍮のゴールドが、使い込むほどに燻されていい色になるんです。
カヤックのハッチに放り込んでおいても邪魔にならないサイズ。
流木を拾って風防にして、小さな火を囲む。
それだけで、いつもの浜辺が特別な「カフェ」に変わります。
[Transition] 自然にお邪魔するマナー
自然の中に人間が入っていくとき、私たちは「異物」です。
だからこそ、せめて音だけでも立てずに、静かにお邪魔したい。
そんな謙虚な気持ちを、このストーブは思い出させてくれます。
風が強い日は少し苦手かもしれない。
でも、そんな日は無理にお湯を沸かさなくてもいい。
自然に合わせて自分の行動を変える。
それもまた、アウトドアの楽しみ方だと思いませんか?
海と、炎と、コーヒーと。
静寂の三重奏を、ぜひ体験してみてください。
Paddle for your soul.
ナギサでした!🌊
