引いて切れ。Silky「ゴムボーイ」が奏でる、森での最も美しい音
著者:ゲンゾウ

引いて切れ。Silky「ゴムボーイ」が奏でる、森での最も美しい音

SPONSORED

焚き火をするなら、薪がいる。
薪を作るなら、切れるノコギリがいる。
当たり前のことだが、この「切れる」の意味を分かってねぇ奴が多すぎる。

ホームセンターで適当に買ったノコギリで、汗だくになって木をゴリゴリ削ってる奴を見ると、哀れにさえ思うね。
道具が悪けりゃ、時間も体力も無駄にする。
ブッシュクラフトを楽しみたいなら、悪いことは言わねぇ。こいつを買え。
Silky ゴムボーイ カーブ 210

俺がこのノコギリを認める理由は、「速さ」と「美しさ」だ。
まず、この「カーブ(湾曲)」した刃がミソだ。
引いた時に、自然と刃が木に食い込むように設計されてやがる。力を入れて押し付ける必要はねぇ。軽く引くだけで、恐ろしいほどのスピードで丸太が切れていく。
まるでバターでも切ってるみてぇにな。

そして切り口を見てみろ。
カンナをかけたみたいにツルツルだろ?
これが日本の職人技、「アサリなし」の鏡面研磨仕上げってやつだ。
切り口が綺麗だと何がいいか? 水が染み込みにくくて、木が腐りにくいんだよ。これは生木を剪定する時の話だが、薪作りでもその切れ味の鋭さは変わらねぇ。

俺は現場でよく、このゴムボーイを使ってスプーンやククサの荒削りもする。
切れ味が鋭いから、コントロールが効くんだ。狙ったラインをミリ単位で攻められる。
ナマクラな刃物だとこうはいかん。ブレて、木を無駄に傷つけるだけだ。

音もいいぞ。
ザッ、ザッ、ザッ。
乾いた、リズムの良い音が森に響く。
切れないノコギリは「ガリッ、ガリッ」と嫌な音を立てるが、こいつは違う。
木が喜んで切られてる……てのは言い過ぎかもしれねぇが、この「歌うような」切断音を聞くのが、俺の焚き火前の楽しみのひとつだ。

210mmというサイズも絶妙だ。
折りたためば腰袋にすっぽり入るし、太めの薪を相手にするにも十分な長さがある。
替え刃式だから、切れ味が落ちたら刃だけ変えればいい。もっとも、シルキーの刃は高周波焼き入れがしてあるから、そう簡単にはヘタらねぇがな。

たかがノコギリ、されどノコギリ。
一本の道具にこだわることで、作業が遊びに変わる。
その快感を知りてぇなら、まずはこの「ゴムボーイ」を腰に差してみな。
森に入るのが、今までの倍は楽しくなるはずだ。

この記事を書いた人

ゲンゾウ

「不便を楽しめないなら、山になど来るな。」

便利すぎる現代社会に背を向け、ナイフ一本で森に入浸る頑固な古参キャンパー。

道具は「使う」ものではなく「育てる」もの。

傷の一つ一つに物語を見出し、手間暇かけることを至上の喜びとする。

口は悪いが、自然への敬意と初心者の安全には人一倍うるさい。

SPONSORED