感覚を疑え、データを信じろ。Garmin Instinct 2 Solar は「生還」への羅針盤
著者:リク

感覚を疑え、データを信じろ。Garmin Instinct 2 Solar は「生還」への羅針盤

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山において「現在地を知る」ことは、水や食料を持つことと同義だ。
道迷い遭難の多くは、地図読みのミスや、突発的な天候悪化による視界不良から始まる。「こっちだろう」という根拠のない過信が、遭難者を生還不可能な沢へと誘い込む。

私はプロとして、常に「最悪の事態」を想定して動く。
だからこそ、腕には常にこいつがある。
Garmin Instinct 2 Solar

スマートウォッチは数あれど、山で命を預けるに足るデバイスは少ない。私がこいつを選ぶ理由は、極めて合理的な3つの点にある。

第一に、「バッテリー」だ。
GPS機能を使うとバッテリー消費が激しいのがこれまでの常識だった。だが、このSolarモデルは、太陽光充電によって驚異的な稼働時間を実現している。長期間の縦走や、予備バッテリーを節約したいアタック時において、このスタミナは絶対的な正義だ。電池切れのGPSなど、ただの重りにもならない。

第二に、「トラックバック機能」だ。
これは、歩いてきた軌跡を記録し、ボタン一つで「来た道を正確に戻る」ナビゲーションを開始できる機能だ。
吹雪でホワイトアウトした時、あるいは濃霧で方向感覚を失った時、この機能がどれほど心強いか。画面上の矢印に従って戻れば、確実にスタート地点か、安全な分岐点まで戻れる。この「電子的なパンくず」は、精神的なパニックを防ぐ上でも極めて有効だ。

第三に、「堅牢性(タフネス)」だ。
岩にぶつけようが、泥まみれになろうが、土砂降りの雨に打たれようが、こいつは止まらない。アメリカ国防総省MIL規格準拠というスペックは伊達ではない。繊細なタッチパネルではなく、グローブをしたまま確実に操作できる物理ボタンであることも、現場を知り尽くした設計だと言える。

もちろん、紙の地図とコンパスを持つことは基本中の基本だ。GPSはあくまでツールであり、故障のリスクはゼロではない。
だが、疲労困憊し、判断力が低下した極限状態において、手元を見るだけで「正しい方角」と「標高」を教えてくれるこのデバイスは、強力なパートナーになる。

自分の感覚を疑え。
だが、Garminのデータは信じろ。
この時計が刻むのは、今の時間だけではない。君が生きて帰るための「ルート」そのものなのだ。

山を甘く見るな。
テクノロジーを味方につけ、確実に生還しろ。

この記事を書いた人

リク

「『もしも』を潰していく作業こそが、冒険の準備だ。」

データと論理を重んじる、ストイックなアルピニスト。

装備の重さは1グラム単位で削るが、安全へのマージンは絶対に削らない。

最新ギアのスペック分析に余念がなく、そのレビューは辛口かつ公平。

情熱は内側に秘めるタイプで、頂上からの景色よりも、そこに至るプロセスの完璧さに美学を感じる。

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