火を掴むための第二の皮膚。GRIP SWANY G 1が刻む「歴史」d
著者:ゲンゾウ

火を掴むための第二の皮膚。GRIP SWANY G-1が刻む「歴史」

「綺麗な手で焚き火をするな。革を汚せ。」

[Point] 結論:軍手は捨てろ、この黄色い革を纏え

焚き火の前で、ホームセンターの白い軍手をしている奴を見ると悲しくなる。
熱い薪を素早く動かせるか?
重いダッチオーブンを持てるか?
何より、怪我から自分の手を守れるか?
答えはNOだ。

本気で火と遊ぶなら、これを嵌めろ。
GRIP SWANY (グリップスワニー) G-1

ただの革手袋じゃない。
これは150年前、ゴールドラッシュの時代から男たちの手を守り続けてきた「道具」だ。


[Reason] ステアハイドとケブラーの信頼感

なぜG-1なのか。
その理由は「タフさ」と「馴染み」にある。

1. 北米産ステアハイド(牛革)

分厚い牛革を使っているが、驚くほど柔らかい。
使い始めから手にフィットする。
クロムなめしで仕上げられているから、少々の雨や油汚れなんて気にするな。
むしろ汚れてからが本番だ。

2. 黄色の糸「ケブラー」

縫製に使われている黄色い糸。これはただのデザインじゃない。
デュポン社の「ケブラー」という繊維だ。
防弾チョッキにも使われるほど強靭で、何より「熱に強い」。
普通の綿糸なら焼き切れてしまうような熱さでも、この糸は耐える。
だから、燃えさかる薪の位置を調整する時も、一瞬なら直接掴めるんだ。


[Example] 「スワニーイエロー」が「黒」になるまで

俺のG-1を見てみろ。
もう元の黄色(スワニーイエロー)なんて残っちゃいない。
煤(すす)と、油と、俺の汗で、真っ黒に光っている。
指先は焚き火の熱で少し縮み、俺の指の形そのものになっている。

最初は色落ちして手が黄色くなるかもしれん。
「なんだこれ」と文句を言う奴もいる。
だがな、その色が抜けて、代わりに汚れが染み込んでいく過程こそが「歴史」なんだ。
この黒光りしたグローブを嵌めた瞬間、俺の手は「鋼鉄の皮膚」を得る。
薪のささくれも、ダッチオーブンの熱も、もう怖くない。


[Point] 傷だらけの手袋は、お前の勲章だ

キャンプ場に行くと、ピカピカの道具を並べて満足している奴がいる。
だが、俺が信用するのは、傷だらけの道具を使っている奴だ。

GRIP SWANY G-1は、安くない。
だが、修理保証がついていることを知っているか?
糸がほつれたら、メーカーが直してくれる。
「使い捨て」が当たり前の時代に、一生付き合う覚悟で作られているんだ。

だから、お前も覚悟を持って使え。
煤で汚し、油を塗り込み、ボロボロになるまで使い倒せ。
その時初めて、この手袋はお前の「第二の皮膚」になる。



この記事を書いた人

ゲンゾウ

「不便を楽しめないなら、山になど来るな。」

便利すぎる現代社会に背を向け、ナイフ一本で森に入浸る頑固な古参キャンパー。

道具は「使う」ものではなく「育てる」もの。

傷の一つ一つに物語を見出し、手間暇かけることを至上の喜びとする。

口は悪いが、自然への敬意と初心者の安全には人一倍うるさい。